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小学校時代〜藤原&増川再会〜
藤原 「あ、あと小4の時に増川と『ドリームボックス』っていうおもちゃ屋さんで再会したよね。俺、増川のことしっかり覚えてて。もう声がね。声聞こえた段階で思い出したの」
直井 「声、ほんとすごかったよね」
藤原 「そうそう。ミニ四駆流行ったんだよ、そん時。で、『ドリームボックス』っていうおもちゃ屋さんにミニ四駆のコースがあって、そこにみんな走らせに行ってたの、新しいモーターを積んだから。そいで、コースのあるおもちゃ屋さんの裏側に回りこもうとしたら、(高い声で)『見て、俺の超速くね?速くね?』って言ってんの聞こえて。ソッコー思い出した。この声ぜってーって。それまで1ミリも思い出さなかったのに、ソッコー思い出した。で、行ったらやっぱその顔があるわけで。『俺お前のこと知ってる、増川だべ』って話しかけて。したら(高い声で)『俺、確かに増川だけど?』って言って」
直井 「ぶはははは!」
藤原 「『俺のこと覚えてる?』って言ったら、外人さんの"I don't know"のジェスチャーやったの」
直井 「それやりながら『さっぱり』とか言うのが流行ってたんだよね」
藤原 「で、俺のことは一切忘れてたの。でも、中1の時に再会して同じクラスになったら、こいつから俺に話しかけてきたの。(高い声で)『俺お前のこと覚えてるぜ、幼稚園一緒だったよな』。意味わかんねえ」
増川 「ははは!」
藤原 「頭ん中ほんとどーなってんだよ(笑)」
増川 「(笑)たぶんね、繋がってなかったんだと思うんだよね」
藤原 「あ、俺のイメージみたいのが?」
増川 「こいつの名前が藤原だっていうのとかも覚えてなかっただろうし、小4で会った時は。まあでも、一緒のクラスだったっていう事実だけはたぶん知ってて。それで中学ん時に、名前を聞いて思い出したんだと思う(笑)」

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